2021/05/20 23:31
日本橋にて、帯締めや羽織紐など、
組紐作りをつづける創業130年以上の
東京くみひもの老舗「株式会社 龍工房」と、
主人のコラボレーションにより、
「TOKYO UMBRAID」
という傘が誕生しました。
傘の持ち手のベースには、
伝統的な貝ノ口組亀甲柄で、
職人による、繊細な技術によって生まれる
組味が特徴の組紐を使用しています。
傘本体は、台東区で昭和23年創業の
高級洋傘メーカー「前原光榮商店」の
16本傘になります。
前原光榮商店の傘は、
使用する生地を織ることから始まり、
骨を組む、手元を作る、生地を裁断縫製する、
全てがそれぞれの分野の職人による
加工で製造されています。
この傘1本に、日本の古き良き伝統が
受け継がれ、進化した技術とデザイン力が
凝縮されています。
実際の使用シーンを考えた、
今までにない機能性と優しさを兼ね備え、
洋服にも和服にも合う傘になりました。